失敗症例にならないために歯列矯正をするときに伝えるべき条件例
失敗症例にならないために歯列矯正をするときに伝えるべき条件例
・口呼吸を治したい
・噛み合わせをよくしたい
・イーラインを綺麗にしたい(口元をひっこめたい)
・抜歯しても良い
4本も健康な歯を抜歯するのは痛いかもしれませんが、「早く綺麗に並べるためなら、4番の小臼歯を抜歯しても良い」と考えたほうが歯列矯正の成功確率は上がります。無理に狭い歯列に並べようとする失敗症例が多いですからね。
失敗症例になることを防ぐためには、現実的な提案をすることが大切です。急いで治療しようとすると公開しますよ。確実に綺麗に並べる方法で早いなら、それはいいことです。無理にはやめようとすると余計に時間がかかったり、前歯が出たりします。
日本人の歯列は一般的に狭いので、抜歯矯正をおすすめしますよ。場合によっては、非抜歯でも十分です。抜歯をしたせいで口元をひっこめすぎて、見た目に違和感を感じる、という失敗症例もあるのでバランスが大切です。
18歳の女性です。元々前歯の乱杭歯で咬合は普通でした。でも、上2本下2本の小臼歯を抜歯し、矯正をしました。これから保定に入るところです。
しかし、数か月前から気道が圧迫されるようになり、上を向いて寝られず、又、口元が引っ込みすぎて笑っても歯が良く見えません。抜歯した所の、隙間が空いても良いので引っ込みすぎた歯列弓を元の位置に戻す事は出来るのでしょうか。
又、このような治療は期間としてどの位かかりますか。
投稿者: 茂木浩子 | 2014年04月07日 12:29
コメントありがとうございます。
かなり辛そうな状況ですね。
気道が圧迫されるような状態であれば、保定をしなければ、舌の力である程度歯列弓は広がるでしょう。
ただし、歯を抜歯した分バランスが変わりますので、以前の歯列弓に戻る確率は低いですね。
もとに戻すことを考えるよりは、新たに苦しくなく、噛み合わせも良い歯並びを作るために矯正歯科に相談されるのが良いと思います。
口腔外科では舌を切除する、という方法で気道の圧迫を防ぐこともあります。
いくつかの矯正歯科や口腔外科などで相談してみて、一番納得できる方法をじっくり探されることをおすすめします。
現在通われている矯正歯科に相談するのも良いですね。もし、失敗を認めて、しっかりと治してくれるのであればですが。
投稿者: 管理人 | 2014年04月08日 03:50