「成人歯列矯正の失敗者をなくす会」設立の理由


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◆歯列矯正治療に関する相談例の公開について。
一部の相談例を公開していることからわかるように、かなり細かい部分まで、歯列矯正に関する話を聞いています。個人的な相談なので、プライバシーには配慮していますが、治療内容や症状などは具体的にそのまま掲載しています。そうすると、矯正歯科医なら特定できる可能性があります。インターネットを使って通い始めるような、インターネットを重視している矯正歯科医なら大抵、インターネットでの口コミ評判はチェックしています。
◆矯正歯科の経営も重要
相談者の症状や治療の具体的な情報を掲載することによって、矯正歯科医に「この人の治療を真剣にやると良い口コミ評判が広がる」と思っていもらいます。経営のことを考えると、頑固な職人のように質に異常にこだわることはできません。矯正治療全体の効率化を図らないと、お金持ち以外の見込み客が集まる価格で治療することなど不可能です。
◆口コミ評判だけでは無理
優れた矯正歯科医ほど、マーケティングの重要性を理解していますが、マーケティングよりも治療の技術で評価されたいと思っています。ただ実際には、患者の口コミ評判だけで矯正歯科を経営するのは難しいです。また、経営的に余裕が無いと技術を磨くための勉強代を稼げないので、高い技術を維持するためには、経営能力も重要なのです。
◆悪徳な矯正歯科とデマに注意
一方で、たとえ歯列矯正治療に失敗しても、よほど重度でなければ、泣き寝入りする以外にない現状を利用して利益のことだけを考えて矯正歯科を経営している方も実在するようです。そういうった矯正歯科を告発をするブログやサイトも見受けられますが、まだまだ十分に情報が社会に共有されているとは言えません。2chなどの匿名掲示板で情報がやり取りされている中には、「あの矯正歯科医は詐欺師」や「あの矯正歯科医は素晴らしい」という具体的な情報が掲載されていますが、その真偽は定かではありません。
◆「成人歯列矯正の失敗者をなくす会」設立
このブログは本物の矯正歯科に関する口コミ評判をインターネットを使って、更に広く共有するために運営されています。失敗しない成人歯列矯正を実現するための任意団体、「成人歯列矯正の失敗者をなくす会」を立ち上げます。「成人歯列矯正の失敗例をなくす会」と迷ったのですが、不定愁訴を抱えている方など短期的には失敗例が生じるのはやむを得ないので、その失敗例に対する対処法を考えて、結果としてその人を成人歯列矯正の成功を実現出来れば良いと考え、この名前にしました。現実的には「成人歯列矯正の失敗者を減らす会」なのですが、最終的な目標を重視して「成人歯列矯正の失敗者をなくす会」に決定いたしました。
◆「成人歯列矯正の失敗者をなくす会」の存在意義
すでに同様の目的を持った団体はあると思いますが、活動レベルが十分ではないので、様々な団体と相乗効果で歯列矯正業界の現状を改善することに役立つと思います。