頭が悪いのに偉そうにしてた私の喧嘩と体験談

頭が悪いのに偉そうな人にイライラしたので、「頭が悪いのに偉そうにするな!」と叱りつけて喧嘩をしてみてわかったことを紹介します。筆者も昔は頭が悪いのに偉そうにして喧嘩ばかりしていたので、自身が頭が悪いのに偉そうにするのをやめた経験に関しても書いていきます。

頭が悪いのに偉そうなのにイライラしていた

筆者も元々、頭が悪いのに偉そうにしていたくせに、頭が悪いのに偉そうな他の人にイライラしていたので、はっきりと「頭が悪いのに偉そうにするな!」と指摘して反応を調査してみました。喧嘩になってしまったのですが、本気の喧嘩をすることによって頭が悪いのに偉そうな人の心理が詳しくわかったので、情報をシェアします。

頭が悪いのに偉そうな人の怒り方

頭が悪いのに偉そうな人が「頭が悪いのに偉そうにするな!」と言われた時の怒り方としては、「なんだと?もういっぺん言ってみろ!」という怒りと驚きが混じったタイプが一番多かったです。頭が悪いのに偉そうな人はプライドが高いので、マウントの取り合いをしたいのですが、言葉に自信がないので「殴られたいのか?」など暴力によって脅すタイプも多かったです。

なぜ頭が悪いのに偉そうなのか気になる

あまり怒らせすぎて殴られても困るので、純粋に「どうして頭が悪いのに偉そうなのか気になっただけだよ」と回答してみたところ、「頭が悪いとか言うなよ」という頭が悪いことは自覚しているがプライドが許さないから頭が悪い人扱いは許せないという回答が一番多かったです。頭が悪いというのは言われて嫌なことなので、言われないように偉そうにしているというのはわかりやすい理由ですね。中には「頭が悪いとか決めつけるな」「お前のほうが馬鹿だろ」など頭が悪いことを否定する回答もありましたので、なぜ頭が悪いのに自覚がないのかを聞いてみました。

頭が悪いのに偉そうなのは頭が悪い自覚がないから?

「頭が悪いのに偉そうにしているのは頭が悪い自覚がないから」なのかを確認するために、「低学歴であること」「馬鹿な行動をしていたこと」「常識もないこと」などを具体的に指摘してみましたが、「学歴だけで決めつけるな」「お前に何がわかる」「常識に囚われているほうが頭が悪い」など頭が悪いことに自覚がないことがわかる回答が来ました。頭が悪いのに自覚がない人は自分に妙な自信があるから偉そうにしているのかもしれません。

頭が悪いのに偉そうにしていて損をしているよ

頭が悪いのに偉そうにしていて損をしているから、損をしないでほしい、と伝えたところ、「お前に関係ないだろ」「俺の勝手だろ」「勝手に決めつけるな」という否定的な意見が多かったですが、中には「どういうこと?」と興味を持ってくれる人もいました。「頭が悪いのに偉そうにしていたら嫌われるけど、頭が悪いのを自覚して偉そうにするのをやめたら、もっと好かれるし、みんな助けてくれるよ」と伝えたら、「そういう考えもあるのか」と少し納得してくれました。

頭が悪いのに偉そうにしないほうがいいと知らない

頭が悪いのに偉そうな人の中には、「頭が悪いのに偉そうにしないほうがいい」ということに気づいていない人も多かったです。詳しく聞いてみると「頭が悪いから馬鹿にされてイライラすること」が非常に多くて、とにかく馬鹿にされないように偉そうにしていたことが判明しました。「頭が悪いからといってバカにする人はおかしいし、世の中はそんな人ばかりではない。むしろ、そんな人のせいで頭が悪いのに偉そうにしているのは大損だ」ということを伝えたら、さらに納得してくれました。

頭が悪いのに偉そうにしていた理由

筆者は頭が悪いのに偉そうにしていたのは、第一に自分の頭が悪いことに気づいていなかったからです。特に、田舎に普通に暮らしているとコネと金と偉そうな態度さえあれば、特に何も困ることがなかったので、都会に出なければ自分が頭が悪いことにも気づかなかったでしょう。自分が変わったきっかけは都会に出たことでした。

頭が悪いのに偉そうにするのをやめた理由

都会に出てみると悪い人に騙されたり、頭がいい競争相手に負けたりして、頭が悪いことを実感させられることが多く、頭が良くなるにはどうすればいいかを調べました。その際に何冊か本を読みましたが、頭が悪いのに偉そうにしていると、周りが敵ばかりになっていいことがないということを知りました。また、頭を良くするためには頭が悪いのに偉そうにするのをやめて、周りから色々と教えてもらわなければならないと知って少しずつ態度を改めました。

頭が悪いのに偉そうにするのをやめた結果

頭が悪いのに偉そうにするのをやめた結果、頭がいい人とも仲良くなることができました。頭がいい人と仲良くしていると、いかに自分が頭が悪いのに偉そうな人同士で喧嘩ばかりして、疲れる人生を送っていたかを実感しました。頭がいい人でも偉そうな人はいますが、頭がいい友人や知人が増えた結果、周りに偉そうな人が減って自分のストレスも減って自然と偉そうにしなくても生きていけるようになりました。

頭が悪いのに偉そうにするのはやめたほうがいい

頭が悪いのに偉そうにしていた経験から、昔の仲間にも頭が悪いのに偉そうにするのはやめたほうがいいと伝えているのですが、なかなか簡単には伝わりません。むしろ、「丸くなった」「都会に出ておかしくなった」「都会に出て弱くなった」と見下してくる人のほうが多いです。

頭が悪いのに偉そうな人とは関わらない方がいい

頭が悪いのに偉そうにしている人は、説得して変えてあげたほうがいいのですが、リスクが高いのでやめたほうがいいです。頭が悪いのに偉そうにしていると面倒なトラブルをたくさん抱えるので、関わるだけで巻き込まれるリスクがあります。また、頭が悪いのに偉そうにしている人は常にストレスを抱えているので、八つ当たりをされる可能性もあります。

頭が悪いのに偉そうするのをやめるのは自分次第

頭が悪いのに偉そうな人は自分で頭が悪いのに偉そうにしているのがおかしいと気づいてから出ないと、周りから何を言われても生き方を変えることはできません。歳を重ねるに連れて色々経験して、頭が悪いのに偉そうにするのを自然と辞める人もいますが、基本的には変わらないことが多いのが現実です。頭が悪いのに偉そうにしている人を外から変えるのは難しいでしょう。

頭が悪いのに偉そうにしてしまう理由まとめ

人間は社会的な生き物であり、自己の立場や価値を周囲に認めてもらうことに強い欲求を持っている。その過程で、自信過剰にまたは誤解を恐れずに振る舞うこともある。知識不足の状態でさえ、自らを正当化し、信頼性のある人物とみなされたいという欲求が強いため、時には偉そうな態度をとってしまうのだ。

頭が悪い人はみんな頭が悪いと思う

頭が悪い人は周りの人を自分より頭が悪いと思うので偉そうにすることがあります。逆に頭がいい人は周りの人を頭がいい人と思うので、偉そうにするのは控えることがあります。もちろん、頭が悪いことをコンプレックスに感じて偉そうにしない人や、頭がいいからといって偉そうにする人も多いのですが、それは自然なことですね。頭が悪い癖に偉そうにしているのはおかしいですし、頭がいいのに偉そうにしないのもおかしなことです。頭が悪い人も頭がいい人も自分と周りを正確に評価するのは難しいので、評価を間違えるのは仕方ないとも言えますが。

ダニング=クルーガー効果

頭が悪い、すなわち知識や理解が不足している状況にあっても、人々は自己顕示欲を満たすため、または集団内の地位を確立するために自信に満ちた振る舞いに出ることがある。ダニング=クルーガー効果という心理学の用語がこの現象を説明している。これは自己評価が実際の能力と乖離して高くなることで、知識が乏しいにも関わらず、自分が他人よりも優れていると錯覚してしまう状態である。

頭が悪いのを認めたくないから偉そうにする

また、自尊心の保護という側面からもこの振る舞いを理解することができる。みずからの能力に疑問を抱き、内心で不安を感じるが、それを隠し、外に出さないように努める。表面上は自信満々に見えるが、それはしばしば、強がりや無知からくる恐怖の裏返しともいえるだろう。

頭が悪いのから自分を過大評価する

社会心理学では、人は自分の知識や能力を過大評価する傾向にあるとも指摘されている。社交場や業務上で、自信を持つことは成功につながると捉えられているケースが多く、このためついプライドを保ちたい一心で、本来持っている能力以上の事を語り、威張った態度をとってしまうのだ。このような振る舞いは、周囲に誤った印象を与えかねず、場合によっては信頼関係の損失にもつながる。

頭が悪い人から偉そうにしてない人への接し方

この記事では頭が悪いのに偉そうな人を中心に取り上げていますが、世の中には偉そうにしない頭が悪い人もたくさんいます。むしろ、頭が悪いせいで卑屈になって必要以上に自分を卑下している人もいます。そういう人は、頭が悪いと言われるのが怖いので、相手から言われる前に自分で自分に言うことで自分を守っています。絶対に頭が悪いと批判するなどして傷つけることのないようにしましょう。基本的にはそっとしておいてあげるのがよいでしょう。