矯正歯科GVBDOの成人歯列矯正治療について2

  • 投稿日:
  • by

スポンサードリンク

前回に続いて、矯正歯科GVBDOの成人歯列矯正について考えてみます。

矯正歯科GVBDOは、過激な論調で他の多くの矯正歯科を切り捨て、
アメリカの一流とされる治療をしていることを売りにしています。

●矯正歯科GVBDOが考える信頼の置ける矯正歯科の条件 ここから
虫歯、歯周病、顎関節症が完治するまで歯列矯正は行わない。
顎関節症を歯列矯正で治そうとするのは無理。
金属製のブラケットで表側からワイヤーを曲げない歯列矯正を行う。
針金のリテイナーは後戻りや顎関節症の原因になるので使わない。
ワイヤーの交換は矯正医自身が行い衛生士にはやらせない。
ワイヤー調整の度に口腔内の臨床写真を撮影し進展状況を患者に説明する。

歯列矯正をしても顎関節症にならないと約束する。
歯列矯正をしても後戻りはしないと約束する。
歯列矯正をすれば顔が小さくなると約束する。

治療代は一括で最初に払えばそれが全てであり、1回毎の調整料や歯列矯正後の保定装置の料金は取らない。
●矯正歯科GVBDOが考える信頼の置ける矯正歯科の条件 ここまで

針金のリテーナーは歪みやすく、後戻りを防ぐ力が完全とはいえない。
歯の位置と咬合のコントロールができない技工士が1時間程度で作るものだそうです。


ダイナミックポジショナー(DP)というとても重厚なボクシングのマウスピースのような器具。
これは歯列矯正の専門医が一週間かけて作るもの。
しっかり使えば後戻りを防ぐことができる上に、少々の後戻りなら修正してしまえる力もあるそうです。


ちなみに矯正歯科GVBDOは、治療においては自分たちの意見を絶対のものとする傾向があるようです。
無知な患者の浅はかな考えにより治療に支障を与えることを防げる一方で、
融通のきかない治療方針で患者に不利益を与えることもあるようです。
そのような体験談もネット上で見られます。